うちのおばあちゃんが激怒した理由

うちのおばあちゃんが「おとしよりセンター」へのお誘いをもらって、激怒した。

最初は、
「いやいや、そこまで怒る?」
と思った。
正直、名前としては、かなりわかりやすい。

調べてみたら、
本当にそういう名前の施設は、あるらしい。
それはそれで、ちょっとビックリした(笑)。

ざっくりとだが、
いま高齢者と言われる世代は、
バブルを“現役ど真ん中”で体験した人も多いだろう。

働き盛りで、社会の中心にいて、
自分が「回している側」だった感覚を、
身体で知っている人たち、ということなのだと思う。

そんな人が、ある日突然、
「おとしよりセンター」に誘われる。

あの頃、
お立ち台に立っていたかもしれない人が、
うまく気持ちの整理をつけられればいい。

でも、
おばあちゃんを見ていると、
そうとも言えない(笑)。

「お部屋は竹です」
「あなたは梅です」
と案内されて、
モヤモヤするのも、無理はないだろう。

竹や梅って言えば、「ご長寿」的な雰囲気は感じる。
そりゃ、名前に過剰反応したくもなるのだろう。

流れで、正直に言うと、
自分は、竹と梅、
どっちがどっちなのか、よくわからない。
「ピンキリだよね」と言われても、
どっちがピンなのか、やっぱりわからない(笑)。

ただ、
わかりやすさは、
いつも、呼ばれる側にやさしいとは限らない。

とはいえ、
こういう名前を決める人たちも、
たぶん、相当苦労しているのだろうと思う。

お疲れさまです。